子供の可愛さと暴力 虐待のニュースを見る度に思うこと

ある日、旦那が生後5ヶ月の娘を抱っこしながら、「世の中〇〇ちゃんみたいに可愛かったら、みんな虐待なんてしないよね」と言った。(完全に親バカな発言ご了承ください)

確かに娘はとっても可愛いし、3歳の息子もとっても可愛い。

けれど、「可愛いからと言って、虐待しないかと言うと、それは別の問題だと思う。」と私は返した。

自分の子が可愛くないなんて思わない母親は居ないと思う。

約10ヶ月の妊娠生活、つわりの重さやマイナートラブルなど人それぞれだけど、大変な思いをしなかった人なんていない。

出産だって、命がけ。

最近も、生後3ヶ月の赤ちゃんが泣き止まないから殴り殺してしまったというニュースを見て、悲しくなった。

単純に、”ひどいな”とは思えない。

きっと、多くの母親が子供が泣き止まない辛さを味わったことがあるだろう。

実際、子供が泣き止まずに声を荒げてしまったり、子供の声が聞こえないところに逃げたりした経験のある人も多い。

産後のボロボロの身体で、まともに寝ることもできず、頻回授乳で疲れがたまり、抱っこや授乳で腱鞘炎や身体がバキバキで。

分からない育児に対して不安も多くて。

少し目を離すと息が止まってしまうんじゃないと思う位の弱々しい赤ちゃんを育てていかなきゃという責任感。

男性の育休取得率が低く、単世帯が増えている日本では特に、日中は母親1人で赤ちゃんのお世話をする状況が多い。

赤ちゃんと2人で過ごす生活は、もちろん幸せなことも多いけれど、社会から切り離された孤独を感じることもある。

朝、旦那を見送って、旦那が帰宅するまで監獄にいれられた気がすると例える人もいる位。

しかし、産後のホルモンバランスの影響で、旦那への愛情が減ってしまったり、旦那に対してイライラすることが多くなってしまう、産後クライシスを起こしてしまう人も多いだろう。

そして唯一の大人の交流相手である旦那と、交流が苦になってしまう。

日々の会話すらも楽しむことができなくなってしまい、更に辛くなってしまう状況。

旦那との関係が良好だとしても、育児や家事に参加してくれない場合や、妻の気持ちを理解してくれない場合は、孤独を感じる。

今は更にコロナ禍の影響により、赤ちゃんを連れて外出もしづらく、支援センターなどもやっていない場合があり、家に篭りがちな生活を送る。

ニュースの話題に戻るが、赤ちゃんを殺してしまった母親だって、きっと、赤ちゃんが可愛くなかった訳じゃないと思う。

赤ちゃんを育てていくことは本当に幸せだけど、大変で。きっと、経験した母親にしか分からないものがある。

きっと、かなり追い込まれてしまっていたのだろう。

孤独を感じ、相談も出来ず、手を差し伸べてくれる相手もいなかったのかもしれない。

もちろん、赤ちゃんに限らず、何があったとしても殺してしまうことは絶対にしてはいけない。

暴力を振るうことも絶対にしてはいけない。

母親が気軽に助けを求めることができ、すぐに手を差し伸べてくれる社会ができてほしいと心から願います。

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